迷想

頭のなか

こんな夜に米を炊いてる

お腹すいたからお米炊いてます。
右手首の違和感がまだ残っていて、憑かれてるんじゃないかと思い始めました(思ってない)。

いつだか忘れたけど言われたことがあってね、
「おまえは普通の人間だ、こっち側の人間じゃない、幸せになれるはずなんだ」って。
こっちとかどっちよ。幸せって何。
寒い時のホットココアとか、暑い時のアイスとか、そのくらい小さなものだと思ってるし、幸せなんてスプーン一匙くらいでちょうどいいと思ってるよ。



当たり前という言葉を他人から言われるのは好きじゃない。あなたにとっては当たり前のことを他者の全てが当たり前だと思ってるわけじゃない。
だからなるべく他者には多くを求めたくないし、求められたくもない。私とあなたは別個の存在であって、当たり前の基準なんて一致しないかもしれない。個人主義だからこう思ってしまうんだろうね。
押し付けられるのが昔から嫌だったから仕方ない。



素直に生きられたら良かったなと思うことがたくさんあるし、だけど素直になることで誰かの負担になるかもしれないってことを考えてしまう。
ひとりのほうがいいなんて自分が傷付かないための予防線を引いてしまって、その生き方に慣れてしまった、というか、そうすれば抱えるのは自分ひとりで良くなる。
たまにひとりで背負ってきた荷物を誰かに預けてしまって、でも荷物がないのが嫌でまた増やしてしまう。そうしてひとりになった時荷物を抱えきれずに嘆く。散々嘆いて、余力ができて、前よりも抱えるものが増えてもひとりで持ち歩くようになる。そしてまた誰かに預けてしまって、のループ。
悪い癖だな、と思う。増やさなきゃいいのにね。




お米が炊き上がるまであと10分。
こんな夜にごはんを食べてどうするんですか。